『昭和元禄落語心中』(しょうわげんろくらくごしんじゅう)は、雲田はるこによる日本の漫画で『ITAN』(講談社)2010年零号(創刊号)から2016年32号まで連載。第17回2013年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回(2014年度)講談社漫画賞一般部門、「落語を巡る愛憎劇に高座の巧みな描写を織り交ぜた清新な表現に対して」2017年、第21回手塚治虫文化賞新生賞をそれぞれ受賞している。
戦前からバブル以降まで、細やかな表現を特徴とする孤独・孤高な男と、対照的な立場・才能の持ち主とが同門で出会い、落語の将来不安とそれぞれの芸を追求する流れの中で、同門関係・色街と男女・疑似家族・ファンなどが絡まりながら、男達の話芸・落語への存在のかけ方が描かれる。
都内でただ一軒残っていた寄席が焼失。燃え盛る炎から間一髪救い出された八雲は、自分の落語に絶望しながらも、なんとか生き延びた。それから幾日、春の東京に訪れたある日。与太郎こと三代目助六は、小夏との念願を叶えた事を知る。満開の桜の中、ようやく八雲に正直な気持ちを伝えようとする小夏。そんな中、「助六」の落語が聞こえてきて、二人を温かく包むーー。落語を愛し、落語とともに生きた八雲と助六の物語、ついに完結――!!都内でただ一軒残っていた寄席が焼失。燃え盛る炎から間一髪救い出された八雲は、自分の落語に絶望しながらも、なんとか生き延びた。それから幾日、春の東京に訪れたある日。与太郎こと三代目助六は、小夏との念願を叶えた事を知る。満開の桜の中、ようやく八雲に正直な気持ちを伝えようとする小夏。そんな中、「助六」の落語が聞こえてきて、二人を温かく包むーー。
▼ 情報(Information) |
作者 | : | 雲田はるこ | 出版 | : | 講談社 | 掲載 | : | ITAN | レーベル | : | KCx(ITAN) | 刊行期間 | : | 2010年3月25日[1] - 2016年6月7日[2] | ISBN(1巻) | : | 9784063805147 | ISBN(10巻) | : | 9784063808766 | 最新刊 | : | 10巻 |
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▼ 言語(Language) |
English | : | Descending Stories: Showa Genroku Rakugo Shinju | 中文 | : | 昭和元祿落語心中 | Italiano | : | Shōwa Genroku rakugo shinjū | Français | : | Le Rakugo ou la vie | Español | : | Shōwa Genroku Rakugo Shinjū | Bahasa Indonesia | : | Descending Stories: Shōwa Genroku Rakugo Shinjū | Japanese | : | shouwagenrokurakugoshinjuu |
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