『スーパーヅガン』は竹書房の漫画雑誌『近代麻雀オリジナル』1981年6月号から1989年9月号まで連載された、片山まさゆき作の麻雀漫画である。同時期に連載されていた『ぎゅわんぶらあ自己中心派』と共に、片山の二大出世作かつ代表作の一つである。また、ここでは13年後に続編として連載された『スーパーヅガンアダルト』についても記述する。
主人公、豊臣はかつて常に学力No.1を誇るエリート高校生だったが、織田率いる不良グループに絡まれ、麻雀ですってんてんにされてから、全てのツキを奪われてしまい、以後は何かと金を巻き上げられる真っ暗な青春を送っていた。そんなある日、ひょんな形で高校時のクラスメート、早見明菜(ヒロイン、後述)と再会。彼女は、すっかり変わり果ててしまった豊臣にショックを受けるも、自分の想いを赤裸々に告白、そして彼に麻雀をやめるように懇願する。