『精霊狩り』(せいれいがり) は、萩尾望都による日本のSF漫画作品、および本作品を表題とする短編集。
年に1度の精霊狩りの日、人間をからかいに出かけたダーナは人間のリールと出会い恋に落ちたところを捕らえられてしまった。すぐに精霊裁判が始まるが、ダーナの思わぬ反論とその応酬により裁判は紛糾し、さらにダーナに恋するリールの彼女の助けを求める叫びに飛びついたマスコミによるあおりもあって大騒ぎとなったため、裁判は一時休廷となる。しかし、裁判が再開されるとすぐに「精霊であるためその生存権を認めない」との主旨によりダーナは有罪となり、処刑(永久冬眠)されることになる。しかし、処刑場にテレポートしてきたカチュカによりダーナは救出される。過去1300人の有罪判決を受けた精霊たちは、すべて同じように救出されてきたのであった。