青狼記(せいろうき)とは、楡周平による日本の小説作品である。2000年に講談社から上下巻が刊行、2003年に文庫化された。
時は恒暦471年。天行大陸に5つの国があった。東に奉金(ほうきん)、北に宋北(そうほく)、西に華漢(かかん)、南に湖朝(こちょう)、そして囲まれるように楽天(らくてん)。楽天は5国の中でも最弱小国であったが、巧みな外交でその国体を維持していた。楽天には自国だけが産出する溶光石という特殊な鉱物があり、加工を施すことで膨大な熱と光を発する。楽天は溶光石の流通を操る事で戦力を補い、外交の要にして、他国とのバランスを保っていた。そしてこの年、楽天の都・伯陽に青狼が現る。これは楽天を中心にした5国の抗争を中心にして描かれていく物語である。