「絶滅の島」(ぜつめつのしま)は、藤子不二雄の藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)による読切漫画作品。1978年に扉だけが描かれたが、掲載予定だった新創刊雑誌の発売中止によりお蔵入りに。1980年に月刊SF映画雑誌『スターログ』に12頁の短編として発表された(サイレント版)。1985年にてんとう虫コミックス別コロ版『少年SF短編集』第3巻に収録された際に大幅に加筆修正され、32頁の短編となった(単行本版)。
アンデス山中に姿を現したUFOの大群はあっという間に五大州を制圧。地球人は絶滅に近い状態に追いやられてしまった。シンイチとカオリら27人は秘島ツアーで離島に来ていたことで難を逃れた数少ない生き残りだった。しかしそれから2年後、その島にも宇宙怪物が来襲し、人間狩りが始まった。