『蒼太の包丁 銀座・板前修業日記』(そうたのほうちょう ぎんざいたまえしゅぎょうにっき)は、原作:末田雄一郎、作画:本庄敬による日本の料理漫画。『蒼太の包丁』と略される場合も多い。
主人公北丘蒼太の実家は北海道静内で「きたおか」という料理屋を営んでいたが、母の事故死により父が気落ちして店は寂れてしまった。蒼太はそんな実家を立て直そうと上京したが、思うような修行ができないでいた。定食屋の店員として働いていた時に、仕入れの帰りに偶然落とした一本のニンジンをわざわざ拾いに戻った所、それを見ていた富田久五郎と出会いそのまま東京でも五本の指に入るという料亭「富み久」へとスカウトされる。山村、青柳といった良い先輩にも恵まれ念願の和食の修行を始めた蒼太は「心を伝える料理」を目指し日夜料理修行に励む。