『野球大将ゲンちゃん』(やきゅうたいしょうゲンちゃん)は、水島新司による日本の漫画作品。『月刊少年マガジン』(講談社)において、1974年から1975年まで連載された。単行本は少年マガジンKCより全3巻。後にKCスペシャルとして全2巻で再版された。
東京の貧乏長屋で、助産婦のおトラばあさんによってある男の子が世に生を受けた。しかし、母親は産後体調が優れず、赤ん坊をおトラばあさんに託して他界。折りしも当時の野球界では阪神タイガースの江夏豊が一時代を築いており、おトラは江夏のような左の大投手にしようと野球の英才教育を施す。