『優駿の門GI』(ゆうしゅんのもんジーワン)は、やまさき拓味による日本の競馬漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2001年3号から2003年32号まで連載された。同じく『週刊少年チャンピオン』で連載されていた『優駿の門』の続編である。全115話。後の時代を扱った続編に「優駿の門ピエタ」、「優駿の門チャンプ」がある。
主人公・天馬駿はばんえい馬を生産する天馬牧場の一人息子。ある日、きょうだい同然に育ったばんえい馬・哀歌が馬主の都合により処分されることを知らされる。悲しみにくれ、哀歌の応援にもいかない駿だったが、哀歌の懸命の走りを知り競馬場へと駆けつけた。駿の声援を受け勝利目前の哀歌だったが、ついに限界を迎え、ゴール直前で心臓麻痺を起こし死亡してしまう。駿の懸命のムチにも二度と応えることはなかった。