『ゆめの守人』(ゆめのもりびと)は、潮見知佳による日本の漫画作品。
父・天川光一郎と幼馴染・岩月九竜を失った年、天川緋一郎には救えなかった人間がもう1人いた。それは厄介者扱いされ、自身でも頼ることを諦めてしまい生け贄にされた風間ゆめという名の女の子だった。8年後、再訪した山奥の村の祠で緋一郎は獄界の蝶の封印として眠りを強いられる彼女を起こし自宅に連れ帰った。獄界の蝶を封じるためとはいえ稚拙な術で数えきれない女性を犠牲にし、孤独と狂気の果てに死なせた太古の術者に激怒した緋一郎の戦いが始まった。徐々に激しさを増す戦いの中で、父と友人を失った当時の緋一郎の苦悩をゆめは感じ取り、徐々に彼に想いを寄せてゆく。そして、前作でスタッフだった星野夜行、相談者の1人だった夜行の友人の弟・天道大も参戦する。