『夜に蠢く』(よるにうごめく)は、柳沢きみおによる日本の漫画。『週刊実話』(日本ジャーナル出版)にて、2004年から2007年にかけて連載された。単行本はBbmfマガジンからコンビニ向けペーパーバックで刊行された後、ゴマブックスから電子書籍化されている。
平凡なサラリーマンだった郷屋川脩は、突然、初老の男からある社長の影武者をすることを依頼される。現実離れした依頼に信じられない郷屋川だったが、勤めていた会社が倒産してしまい、金銭的理由から話を受けることになる。しかし、それは彼の知らない世界で生きることだった。崩れていく価値観、そして孤独。満たされない思いを引きずったまま、今日も郷屋川は夜の街を蠢いていく。