『大同人物語』(だいどうじんものがたり)は、平野耕太による日本の漫画作品。1996年に、『コミックガム』(ワニブックス)にて、創刊号より連載された。未完。GUMコミックスで単行本が1巻のみ刊行された。
1994年冬季マンガマーケット。主人公である高校生、同人作家の木之下(きのした)は、漫画研究サークルの委託販売元の手伝いとして、売り子をしていた。その時、手伝っていた大手サークルの主催であるプロ作家から謂れの無い暴言を受け、怒りを感じた木之下は真っ向から反駁し、席を蹴る。孤独と無力感に打ちひしがれていた帰り道、謎の同人ゴロ・明智(あけち)と運命の出会いを果たす。明智に「同人にならないか」と誘われた木之下はそれを受け、もう一人のメンバー・雑賀(ざいが)と共に同人誌を作ることとなる。