『だからパパには敵わない』(だからパパにはかなわない)は、遠藤淑子による日本の漫画作品。『花とゆめ』(白泉社)で、1991年から1993年まで連載。花とゆめコミックス(全1巻)、白泉社文庫(全1巻)が刊行された。
元不良の武闘派女子高校生、植村十子(とおこ)の父親は、フランス田舎料理店を経営するアメリカ人、レイモンド植村。十子の母親一子(いちこ)は、当時小学生の十子を連れてレイモンドと再婚したものの、わずか1週間後に事故で亡くなり、以来、レイモンドは血のつながらない娘を育ててきた。十子は、フランスに行ったこともなく、料理は下手で、焦ると英語すら出てこない「インチキオヤジ」と乱闘ドタバタ劇を繰り広げながらも、家族の暖かさを感じ取っていく。