『妻は、くノ一』(つまは くノいち)は、風野真知雄による日本の時代小説のシリーズ。2008年から2011年にかけて角川文庫より書き下ろしで全10巻が刊行され、2013年に新章として「蛇之巻(へびのまき)」全3巻が刊行された。シリーズ累計発行部数は100万部を超えている。
平戸藩の御船手方(おふなてかた)書物天文係の雙星彦馬(ふたぼし ひこま)は三度の飯より星が好きで、先祖伝来の田畑を売ってまで望遠鏡を手に入れた、藩内きっての変わり者だった。そんな彦馬の下に、上司の紹介で美しい妻・織江(おりえ)が嫁いでくる。彼女を一生涯大切にしようと心に誓う彦馬だったが、幸せな生活は織江の失踪によってわずか1か月で終わってしまう。織江は平戸藩の密貿易疑惑を探る幕府の密偵だったのではないかとの情報が寄せられながらも、もう一度織江に会いたいと強く願う彦馬は隠居し、商家の養子となり江戸店を取り仕切っている親友を頼って江戸で暮らし始める。
▼ 情報(Information) |
作者 | : | 風野真知雄 | 出版 | : | KADOKAWA | 掲載 | : | ヤングエース | 最新刊 | : | 1巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | tsumaha kunoichi |
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