『釣りバカ大将』(つりバカたいしょう)は、桜多吾作の釣りを主題とした漫画作品。小学館『月刊コロコロコミック』1980年10月号に特別読み切りが掲載され、同年12月号から1983年8月号まで、『別冊コロコロコミック』でも1981年5月号(創刊号)から1986年2月号まで、『小学四年生』でも1982年4月号から1984年3月号まで連載された。てんとう虫コミックスのレーベルで単行本化、全10巻。続編として『新釣りバカ大将』全5巻がある。
最高峰の釣り大会「釣りンピック」が開催された。優勝候補と言われた天才中学生・流竿次郎に競り勝って優勝したのは、まさかの小学生、その名も釣大将だった。流は最先端の高級な釣り道具を駆使した釣りを好むが、大将は昔ながらの安物の釣り道具と野性的なカン、そして次々に生み出す釣り技で勝利を重ねていく。釣りの世界で一気にその名を轟かせた大将は、その噂を聞いた世界チャンピオンの釣り男爵(フィッシング・バロン)にも呼び出されるなど、その後も行く先々で様々なライバルが大将の前に現れるようになり、釣り勝負を重ねていくのだった。