『てとくち』は、大崎知仁(原作)、河下水希(漫画)による日本の漫画作品。『ジャンプスクエア』(集英社)2013年6月号から2015年1月号まで連載された。江戸を舞台に、よく喋る少年と無口な女性剣士の二人組が事件を解決していく物語。連載開始前には『週刊少年ジャンプ』(同社刊)2013年22・23合併号にプロローグとなる読切(単行本未収録)が掲載されている。
商家・大黒屋の倅、大黒屋周助は三度の飯より話が好きという天性の喋り魔。お陰で余所での仕事も手に付かず、家の手伝いも疎かになってしまう息子に手を焼いた父・大黒屋徳兵衛は、周助を大黒屋管理の長屋に遣り、店賃の回収仕事をさせて性根を鍛えんとする。遣いに行った先で周助が出会ったのは、便利屋を営む女剣士・里江。彼女の無口と愛想の無さが原因で依頼が増えず、店賃の支払いが滞っていると知った周助は仕事の口入れを自らが引き受け、里江の店賃返済に一役買おうとする。斯くして誕生した手(て)=里江と口(くち)=周助の便利屋コンビ。二人を待ち受けるお江戸八百八町の事件や如何に。
市之進を謀殺して花村家を改易に追い込み、血煙の重蔵一味を陰で操り悪事の限りを働かせる──。全ては老中・瀬良の所業だと知った里江は、江戸の元凶を斬ると決意! 宿願である父の敵討ち、果たしてその行方は...!? 里江と周助に予期せぬ運命が待ち受ける、激震の最終巻!!
▼ 情報(Information) |
原作 | : | 大崎知仁 | 作画 | : | 河下水希 | 出版 | : | 集英社 | 掲載 | : | ジャンプスクエア | レーベル | : | ジャンプ・コミックス | 刊行期間 | : | 2013年6月号 - 2015年1月号 | ISBN(1巻) | : | 9784088708287 | ISBN(5巻) | : | 9784088803012 | 最新刊 | : | 5巻 |
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▼ 言語(Language) |
中文 | : | 手與口~江戶便利屋事件帖~ | Italiano | : | La spada e la mente |
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