「魔人〜DEVIL〜」(デビル)は、大暮維人による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて1999年29号から連載、その後『マガジンSPECIAL』(同)に移り2001年9号まで連載した。単行本は全2巻。
人類の進化か、それとも突然変異か、闇の中で蠢く「魔人」と呼ばれる異形の者たちが、夜と朝の狭間に蠢き、夢と現を往来し、T市の裏世界「魔人街(デビルストリート)」に蔓延っていた。図らずも、魔人となってしまった一人の男と魔人の頂点「魔神」に魅入られた一人の少年が「死」を許されないモノとなった恨みと悲しみを抱え、紫色の空の下、異形の者たちと戦い続ける。そしてその戦いはいつしか「人類究極の進化形とは、死なないこと?」という生きとし生けるものすべての在り方を問う人類究極の戦いに発展していく。