『天使の時空船』(てんしのじくうせん)は、松本零士による日本のSF漫画作品である。
22世紀の未来。地球を含む銀河系は「崩壊断面」から「無の暗黒」へ滑り落ちるという未曽有の危機に瀕していた。この危機を救えるのは歴史上の偉人・天才たちの中でもレオナルド・ダ・ヴィンチただ一人。1452年の夏にヴィンチ村を飛んでいて、琥珀に閉じ込められた蚊の吸った血液からのダ・ヴィンチをクローンとして蘇えらせるべく計画がスタートした。しかし、この計画に反対するマミア・ルナ・熒子は復元機を破壊し、レオナルドからすべてを学ぶために時空船で彼の生きていた時代へと向かった。1452年に到着したマミアは、同様の目的でさらに未来の45世紀から来たエル・ラ・クリスティンと出会う。マミアとクリスティンは「魔女」としてレオナルドの成長を見守る。