「ドジ田ドジ郎の幸運」(ドジたドジろうのこううん)は、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の読み切り漫画作品。1970年『S-Fマガジン』11月臨時増刊号にて掲載。単行本収録時にはいくつか変更された点がある。『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版』第1集に収録。
ドジ田ドジ郎は、麻雀をやれば放銃し、交差点にさしかかれば信号が赤になり、タクシーを拾おうと思えば撥ねられるなど、何をやっても凄まじいまでに不運な男だった。そんなある日、彼の前に偶然を操作する「偶然係長のゴンスケサン」と名乗るロボットが現れた。彼はドジ郎がそれまでついていなかった分、バカづきにつかせてやるという。朝が来てドジ郎は出社する。歩いていくたびに大量に財布が落ちているのを見つけ、拾っていき、すべて交番に届けた。ドジ郎が信号機に差し掛かれば青になり、満員電車の中ドジ郎が通るところと座るところだけスペースができその他は押し合いになっていた。会社につくと、その日の出勤はドジ郎と女性一人だけであった。ドジ郎は思い切って女性を日曜日海へ誘うと、その日海へ行こうと思ったのは二人だけであった。