『アゲイン』は、楳図かずおによる日本のギャグ漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)1970年43号から1972年5号まで連載された。
沢田元太郎は65歳。隠居生活を送っている。同居する家族たちから疎んじられ「ひたすら年をとってなにがあったというのじゃ」と嘆き、「もう一度若いころにかえりたい」と切望する。そんなとき、町内の薬剤師の美寿子が若返りの薬「アゲイン」を作ることに成功。「アゲイン」を風邪薬と間違えて服用した元太郎は一夜にして15~16歳の少年に若返り、溌溂たる体力と気力を取り戻す。喜び勇んだ元太郎は地元の夕陽ヶ丘高校に入学する。だが、大活躍の最中に若返りの薬の効果が切れそうになり・・・。