『富江』(とみえ)は、伊藤潤二による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ドラマ・アニメ作品。何度殺されても甦る美少女・富江を巡る物語を描いたホラー漫画であり、伊藤のデビュー作にして代表作。『月刊ハロウィン』(朝日ソノラマ)による第1回楳図かずお賞で佳作入選し、1987年から2000年にかけて同誌や『ネムキ』などで断続的に発表された。単行本は現在『伊藤潤二傑作集』(朝日新聞出版)から全2巻が刊行されている。
川上富江は、長い黒髪、妖しげな目つき、左目の泣きぼくろが印象的な、絶世の美貌を持った少女。性格は傲慢で身勝手、自身の美貌を鼻にかけ、言い寄る男たちを女王様気取りで下僕のようにあしらう。だが、彼女の『魔性とも言える魅力』を目にした男たちは皆、魅せられてゆく。