「ランプトンは語る」(ランプトンはかたる)は、吸血鬼一族の物語を描いた萩尾望都のファンタジー漫画作品『ポーの一族』シリーズのうち、『別冊少女コミック』1975年7月号に掲載された中編作品である。
1966年7月、ジョン・オービンがクエントン館で集会を開き、最初に顔だけが違う「ランプトンの絵」と、顔違いのランプトンをモチーフとした他の10枚の絵を参加者たちに紹介する。次にドン・マーシャルが、1950年にその顔違いのランプトンの絵を見つけ、その後に青い目と巻き毛の少年エドガーとアランに出会い一夜を過ごしたこと、彼らと別れた後に顔違いのランプトンがエドガーとうり二つということに気付いたこと、そしてその話を短編作品「ランプトン」として1953年に大学の同人誌に発表したことを紹介する。