リッキー台風(リッキータイフーン)は、平松伸二の漫画作品。1980年から1981年にかけて『週刊少年ジャンプ』に連載された。2008年に『エキサイティングマックス!スペシャル』(ぶんか社)に連載された続編『リッキー・ザ・レディ』、関連作品についても触れる。
アメリカからレスリングの一団が来日。その中には名レスラールー・テーズ直々にレッスンを受けたプロレスラー「リッキー大和」の姿があった。彼は日本マットの創世主、力王岩の十六回忌興行にテーズの付き人としてやってきた。その興行中、レスラーのゴリラーマンが花束嬢の菊奴を襲おうとして、女好きの血が騒いだ大和はいいところを見せようと試合に乱入した上、彼女目当てで日本に留まる口実としてジャイアント馬場を頼り全日本プロレスマットでデビューすることにした。一方カール・ゴッチは、アントニオ猪木に新人のナルシス・シュトラウスを新日本プロレスでデビューさせて欲しいと願い出る。