『しおんの王』(しおんのおう)は、原作:かとりまさる(元女流棋士林葉直子のペンネーム)、作画:安藤慈朗による日本の漫画作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて2004年5月号から2008年6月号まで連載された。単行本は、2004年10月から2008年5月に全8巻が刊行。副題は「The Flowers of Hard Blood」。2007年10月からテレビアニメが放送された。将棋をテーマとしている。
幼い頃に何者かに両親を殺害され、そのショックから事件での記憶と、言葉を失くしてしまった主人公の少女「安岡紫音」。殺害された両親の遺体には、犯人により「将棋の王将」が残されていたが、犯人の意図がつかめぬまま、事件は迷宮入りとなってしまっていた。