『乃木若葉は勇者である』(のぎわかばはゆうしゃである)は、朱白あおいによる日本のイラストノベル。イラストはBUNBUN。『勇者であるシリーズ』第3弾であり、小説『鷲尾須美は勇者である』およびテレビアニメ『結城友奈は勇者である』の前日譚に相当するスピンオフ作品。
物語は2018年7月30日の乃木若葉の回想より始まる。2015年7月30日、後に「7・30天災」と呼ばれた日の深夜、香川県に住む当時小学5年生の若葉と上里ひなたは、小学校の修学旅行で島根県を訪れていたが、日中に日本各地で発生した地震から避難するために、地域の避難所であるとある神社にいた。学級委員長としての責任感から眠らずにいた若葉とそれに付き添っていた幼馴染のひなたは、突如として上空より来襲した化け物に襲撃される。後にバーテックスと命名されるその化け物は、神社の中にいた人々を次々に食い殺していく。幼いころより居合道を収めていた若葉は、クラスメイトを殺された怒りからがれきを拾い応戦するが、全く歯が立たずに弾き飛ばされてしまう。その時、巫女として能力に目覚めたひなたの助言により、神社に奉納されていた古い日本刀を手にし、勇者としての能力に目覚めた若葉は周囲のバーテックスを一掃し危機を脱する。その後、ひなたが得た神託に従い、二人は避難していた人々とともに徒歩で四国へと向かう。
『結城友奈は勇者である』の世界から300年前の時代を駆け抜けた、初代勇者・乃木若葉の物語を描くコミカライズついに完結!精神のバランスを崩し勇者の資格を剥奪された郡千景。勇者であることを誰より拠り所にしていた彼女の瞳には暗い光が宿り......。そして戦力を失い、バーテックスとの苦戦を強いられる若葉たち。苛烈さを極める戦いの果てに、勇者たちが目にする光景とは。勇気のバトンは次世代の勇者へ受け継がれる――。
▼ 言語(Language) |
中文 | : | 乃木若葉是勇者 | Japanese | : | nogiwakabahayuushadearu |
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