『総員玉砕せよ!』(そういんぎょくさいせよ)は、水木しげるによる日本の漫画作品。1973年8月に講談社より描き下ろし単行本として発表された、作者の戦争体験と実話に基づいた戦記作品である。2007年には『鬼太郎が見た玉砕 〜水木しげるの戦争〜』のタイトルでテレビドラマも製作されている。
昭和18年末(1943年)、ニューブリテン島のココポで丸山二等兵は、今度行くところは「天国のような場所」と戦友の赤崎から聞く。彼らは出発前にピー屋に行くが、何十人も兵士が行列を作っているので目的を達せず「女郎の唄」を歌って帰って来た。そして彼らは若き田所少佐のもと、500名でバイエンに無血上陸する。