『第三世界の長井』(だいさんせかいのながい)は、ながいけんによる日本の漫画作品。『ゲッサン』(小学館)にて、2009年6月号(創刊号)から2019年1月号まで連載された。
ものごとの意味や関連性が歪み、すべてが不条理と化すことによって崩壊しつつある(らしい)世界を舞台に、その世界の「主人公」である青年・長井と、彼に注目する謎の少年の二人を中心に展開される、メタフィクションの性格を持った不条理SF。シュールで支離滅裂なギャグに織り交ぜて、無数の暗示やほのめかしが挿入される形式で進行し、何がこの物語の真実・実相なのかは非常に難解になっている。このため単行本第1巻の帯でも「初級者は『神聖モテモテ王国』からお読み下さい。『第三世界の長井』は真性です。」と注意書きが入っている。
全てを呑み込み崩壊は加速する―― 歪みが加速度的に進んでゆく世界を、為す術もなくただ見守る事しか出来ないI・O。そんな中、ついに伝説の“あの作品”までもが世界の一部に―――!?
▼ 情報(Information) |
作者 | : | ながいけん | 出版 | : | 小学館 | 掲載 | : | ゲッサン | レーベル | : | ゲッサン少年サンデーコミックス | 刊行期間 | : | 2009年5月 - 2018年12月 | ISBN(1巻) | : | 9784091242310 | ISBN(4巻) | : | 9784091278999 | 最新刊 | : | 4巻 |
|
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | daisan sekai no nagai |
|