人狼ゲーム(じんろうゲーム)は、会話と推理を中心にしたパーティーゲーム。アメリカのゲームメーカーLooney Labs(英語版)より2001年に発売された『汝は人狼なりや?』(なんじはじんろうなりや)を発端とし、ルールはモスクワ大学心理学部の学生ドミトリー・ダビドフが1986年に制作した『マフィア(英語版)』が元になっているとされる。『汝は人狼なりや?』以降は同じルールのゲームが他のゲームメーカーからも発売され、ネット上でも専用のソフトを用いて遊べるようになった。日本では、それらを総称して「人狼」またはゲームであることを明示して「人狼ゲーム」と呼ばれる。日本以外では、「人狼」のほか「マフィア」とも呼ばれる。
各プレイヤーはそれぞれが村人と村人に化けた人狼になり、自身の正体を隠し欺いたりしながら他のプレイヤーと交渉したり議論したりして相手の正体を探る。ゲームは半日単位で進行し、昼には全プレイヤーの投票により決まった人狼の容疑者1名の処刑が、夜には人狼による村人への襲撃が行われる。これらによって死亡したプレイヤーは以後ゲームに参加できない。全ての人狼を処刑することができれば村人チームの勝ち、生き残った人狼と同数まで村人を減らすことができれば人狼チームの勝ちとなる。
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