『ディスコミュニケーション』(DISCOMMUNICATION)は、植芝理一による日本の青年漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて1992年2月号から2000年11月号にかけて連載。本編(冥界編、学園編の一部、内宇宙編)が全13巻、『ディスコミュニケーション 学園編』が全1巻、『ディスコミュニケーション 精霊編』が全3巻の、計17巻が発行された。後に、『新装版 ディスコミュニケーション』全7巻(1〜3巻:冥界編1〜3、4〜5巻:学園編1〜2、6巻:内宇宙編、7巻:精霊編)が発行されている。
ごく普通の女子高生戸川 安里香はある日突然変わり者の同級生松笛 たか臣を唐突かつ猛烈に好きになってしまい告白。松笛はその日のうちに戸川を自宅に案内する。そこは廃屋のようなボロの建物で、奇妙な像やお札が散乱する摩訶不思議な場所で松笛は一人暮らしをしていた。松笛の寝室に案内された戸川は思わず身構えるが、松笛の最初の要求は「自分を好きになった女の子の襟足を剃ってみたい」だった。