『でびるなえびる』とは倉上淳士による日本の漫画作品で、双葉社の月刊漫画雑誌「コミックハイ!」に連載されていたストーリー漫画である。
ある朝、雪崩山学園高校の門前で遅刻の取締りをしていた天童征詞郎の前に、1台のリムジンが止まった。遅刻に悪びれる様子も無く車から降り立ち赤絨毯の長さに合うように校舎を移動させすらした彼女は、大財閥の令嬢・神威無えびるだった。王者として民心を掌握し動かそうとやって来た彼女にも毅然とした態度を取る征詞郎に対し、えびるはやがて関心を抱き始める。手始めに学校の生徒や教師たちを牛耳り征詞郎の両親さえ心服させた彼女であったが、彼は断固として応じない。そんな頃、えびると浅からぬ因縁を持つもう1人のお嬢様であるアンナ・ルシフェルトが転校してくる。征詞郎がえびるの“お気に入り”と知ったアンナもまた、彼を服従させようと動くのだった。こうして、えびるとアンナによる征詞郎にとっては甚だ迷惑な毎日が始まったのである。
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