『キノの旅 -the Beautiful World-』(キノのたび ザ・ビューティフル・ワールド)は、時雨沢恵一による日本のライトノベルおよびそれを原作としたメディアミックス作品。イラストは黒星紅白が担当している。電撃文庫(メディアワークス→アスキー・メディアワークス→KADOKAWA)より2000年7月から刊行されている。連作短編の形式がとられている。
旅人のキノが相棒でモトラド(モトラート・ドイツ語で二輪車の意味)のエルメスと旅をしながら、様々な国を巡るという短編、1話完結型のファンタジーである。キノとエルメス以外にも、「師匠と相棒」「シズと陸」「フォトとソウ」が主人公となる話があり、他にもこの4者以外が主人公の話も稀にある(具体的なことは#各話一覧や下記参照)。基本的にはキノら旅人が、毎話、独特の制度や技術、価値観を持つ国家や国民と関わるというストーリーで、そこに寓話の要素を持つ。本作はライトノベルにおける「寓話的異世界物語のさきがけ」という評価もある[6]。
ある国に入国しキノは、エルメスのメンテナンスのため、性格には難はあるが腕は確かな整備士に預けた。ところが翌日、エルメスはその国の宗教団体にさらわれてしまう。キノは相棒を取り戻すために説得に向かうが、その手段とは......。「ひとつの国に滞在するのは3日間だけ」というルールで様々な国を訪れる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の物語、電撃コミック版最終巻。【収録話】「たかられた話-Bloodsuckers-」「議論の国-Discussion Maker-」「神のいない国-Let's Get Hermes!-」「像のある国-Angel?-」※コミックス描き下ろしまた、この本でしか読めない原作者の時雨沢恵一書き下ろし掌編も収録。
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