『童夢』(どうむ)は、大友克洋作の漫画。「アクションデラックス」(双葉社)などに1980年から1981年にかけて4回に分けて発表された。1983年8月18日単行本発行。第15回星雲賞コミック部門受賞。第4回日本SF大賞受賞。小説以外の作品での同賞初受賞作品。
「堤団地」というマンモス団地では不審な死亡事件が連続していた。警察の捜査は山川部長が指揮していたが、なかなか進展しない。ある夜、団地を巡回していた巡査2名のうち1名が屋上から転落死し、拳銃が紛失した。常識では説明できない短い時間の出来事であった。