『なーんとなくブーリン』は増刊少年サンデーにて連載されていたコメディ漫画。作者は森真理。コミックスは全4巻(少年サンデーコミックス)で、作者の代表作の一つ。魔法を使えるブタ、ブーリン及びその息子のブーリンJr.が主人公で、彼の親友であるぱぱおとの友情や不思議な体験を描いた日常コメディー。
カレーショップ、「チャンドラ」で父親の仕事を手伝う少年、“ぱぱお”はある日、向かいにある寿司屋、「朝日寿司」の仲良し兄弟の一人、波多野傑作に自分の店の味を侮辱されてしまった。それで怒った彼は、勝手にお互いの兄や姉を賭けて、どっちの店の味が上品か対決をする。それを知って驚いたのがぱぱおの姉“ままめ”、彼女は馬鹿馬鹿しい話だとあきれていたが、男家族の波多野家は女性が家族の一員になるとみんなやる気満々だ。困ったままめだが、その夜、ぱぱおは宅配便で秘密の素材を手に入れていた。それは何とチベット産の黒豚で、これをサービスすれば勝負に勝てると豪語する。しかし、いざ蓋を開けてみれば、中で梱包されていたブタこそブーリンだったのだった…。
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