『奈緒子』(なおこ)は、坂田信弘原作・中原裕作画による漫画。小学館発行の「ビッグコミックスピリッツ」にて1994年から2003年まで連載された。終盤は『奈緒子 新たなる疾風』とタイトルを変更し、再スタートした。単行本は『奈緒子』全33巻と『奈緒子 新たなる疾風』全6巻の計39巻が小学館ビッグコミックスから刊行されており、小学館文庫版は全25巻で発売されている。2008年2月16日に上野樹里主演で映画化された。
日本海の疾風(かぜ)と呼ばれる天才ランナー壱岐雄介の成長物語。短距離、駅伝、マラソンといくつかのシリーズに分かれている。9年もの長期連載になった。主人公の住む波切島は架空の島だが、壱岐市がモデルとなっている。