『肉の唄』(にくのうた)はコウノコウジによる日本の漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)2009年第6・7合併号より連載。その後『別冊ヤングマガジン』、『月刊ヤングマガジン』と掲載誌を移す。2010年1月13日発売の『月刊ヤングマガジン』NO.2でストーリーの途中ながらも連載終了となった。話の続きは最終巻の3巻に描き下ろしで収められている。
最強を自負する、元・総合格闘技の選手の一色亮太(いっしきりょうた)は、食うに困って「新世紀プロレス」に道場破りを仕掛ける。だがそこは西新宿の雑居ビルの屋上にある、屋根もないような貧乏団体。プロレスを八百長と認め、逆に「真剣勝負(シュート)なんてくだらない」と言い放つ団体社長・佐島は、やむをえず勝負を受けるが、対戦相手に指定したのは練習生の小坪。こうして100万円を賭けた「時間無制限一本勝負ヒンズースクワットデスマッチ」が始まった。