『マギクラフト・マイスター』は、秋ぎつねによる日本のライトノベル。小説投稿サイト「小説家になろう」で2013年から連載中。KADOKAWA・MFブックスより書籍化され、2013年11月から2018年2月まで刊行された(イラストはミユキルリア)。
日本の技術者だった二堂仁は、ある日、誤って電気炉の中に転落死してしまうが、同時に異世界へと召喚され転生した。転生先は研究所であり、1000年前の研究者アドリアナの本拠であった。彼女は世界唯一にして最高の魔法工学師(マギクラフト・マイスター)と謳われた凄腕の人物だったが、自らの理論が仲間に受け入れられず、晩年には孤島に隠遁していた。仁はその場にいた自動人形(オートマタ)により自らがアドリアナの後継者として召喚されたことを知り、力と知識を受け継いで2代目魔法工学師(マギクラフト・マイスター)になる。工作が得意で子どもたち相手におもちゃなどを作っていた仁は、日本での知識と経験も生かして、発明していくことになる。