『ねじ式』(ねじしき)は、1968年6月10日に刊行された『月刊漫画ガロ』6月増刊号「つげ義春特集」にて掲載された、つげ義春による2色印刷の漫画作品。千葉県の太海を旅行した経験が元になっているが、作風は前衛的でシュールである。短編の多いつげ義春の作品の中でも特に有名で、つげを代表する作品として作品集の表題作ともなっている。日本の漫画界だけにとどまらず、多くの分野に多大な影響を与えた。
主人公の「ぼく」はたまたま泳ぎに来た海で「メメクラゲ」に左腕を噛まれてしまった。「ぼく」の静脈は切断されむき出しになっており、常に手で繋ぎ止めていないと血があふれ出してしまう。