『Harlem Beat』(ハーレムビート)は、1994年から1999年まで『週刊少年マガジン』で連載された西山優里子による日本のバスケ漫画。単行本はKC全29巻、KMB全16巻。
増刊『マガジンSPECIAL』で開始。好評だったため数話で週刊連載に移行し、5年に渡って連載された。当時(90年代前半)隆盛だったストリートバスケをテーマに、主人公の成瀬徹の成長譚を描く。開始1年弱が経過した頃(KC6巻)より公式バスケに物語の舞台が移ると、主要キャラクターの増加等で人気が上昇[1][2]。メディアミックスや多数のグッズを製作するなどの展開を見せ、西山の出世作となった。当時の掲載誌のカラーやストリートカルチャーに寄った設定でスタートしたため、高校生の喫煙や飲酒、喧嘩などの描写が含まれる。作中で頻繁に登場するSDキャラクターのやりとりやト書き等、独特な紙面が特徴。物語は1年間を時系列に進む。