『バイトくん』は、いしいひさいちの4コマ漫画作品である。いしいが関西大学に在学中だった1972年に、関西(近畿地方)のアルバイト情報誌『日刊アルバイト情報』(情報センター刊)で連載を開始した。
いしいの商業誌デビュー作である。架空の大学「東淀川大学」(いしいの母校である関西大学がモデルとされる。ただし、関西大学は1990年代まで夜間部を除き吹田市にキャンパスがあったため、東淀川区の代表的な大学である大阪経済大学がモデルと誤解されることが多く迷惑をかけたといしいは述懐している)に通う、貧乏な下宿学生たちの奇矯ともいえる日常生活を中心に描いた作品である。長期にわたって掲載誌を変えて執筆されたほか、一種のスター・システムでキャラクターが他の作品に登場することも多い。