『はじめてのあく』は、藤木俊による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2009年6号から2012年24号まで連載されていた。「My First Mr.Akuno」という英題が付いている。略称は「はじあく」。単行本は全16巻。
ごく普通の女子高校生・渡恭子(キョーコ)は高校1年生の春のある日の朝、突然得体の知れない男に改造されそうになる。危機一髪で難を逃れたキョーコだったが、その男はキョーコも長らくその存在を知らなかった従弟・阿久野ジローだった。おまけに、彼の一家は世界征服を狙っていたこともある「悪の組織」なのだという。ジローは組織が正義の人達によって壊滅させられたため、姉のエーコと共に渡家に居候することとなるのであった。キョーコの受難の日々の始まりである。