『峠鬼』(とうげおに)は、鶴淵けんじによる日本の漫画作品。2018年4月、『ハルタ』(KADOKAWA)Vol.53の付属の小冊子『青騎士』にて1号から6号まで連載。『ハルタ』に移籍して、Vol.67から隔号で連載中。飛鳥時代を舞台にして、「古代神話にファンタジーやSFの視点」が加えられて描かれた鬼漫画。
山に神、峠に鬼がいたとされた時代。里の風習で神への生贄に選ばれた少女・妙は、旅の途上で里を訪れた道士・役小角、その弟子の鬼・善と謎めいた女性・後鬼と出会う。大神との邂逅や神器の持つ不可思議な力に巻き込まれたことで生贄となる危機を脱した彼女は小角の弟子となり、人知を超越した神々を巡る旅を共にすることを決意する。