『DUNGEONS&DRAGONS バルダーズゲートの伝説』はネルソン・ダニエルによる日本の漫画作品。原作はジム・ザブ。最新刊は2巻
ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)の有名都市バルダーズゲートを舞台にした波乱万丈の冒険を描く、米国で人気のフルカラーコミック!同名PCゲームにも登場したレンジャーのミンスクと、そのお供の賢いハムスター(ミニチュア・ジャイアント・スペース・ハムスター......少なくとも、ミンスクはそう信じている!)も大活躍!「チオンター川の湾曲部に抱かれ、薄霧に包まれがちな「バルダーズ・ゲート」の街は、川に沿った花崗岩の断崖にしっかりとしがみついている。海賊の港から農民の砦へと移り変わったこの街は、いまや騒々しい大都会となった。街の石畳の上では、英雄が、恐ろしい悪党が、幾度となく血を流してきた。高貴な者も平民も、貧しき者も富める者も、のんびりと生き、あるいはあくせくと働き、人の上に立ち、人の下に仕え、自分の人生の物語を演じてきた――歴史が動き、「伝説」が生まれる場所、バルダーズ・ゲートはそんな街だ。そしてこの物語は、そんなバルダーズ・ゲートの中心街で始まる――」空から襲うガーゴイル2体から一人で逃げる、ムーンエルフのワイルド・メイジ「デリナ」。彼女の前に現れたナゾの男と、彼女をめぐるドラゴン教団の陰謀とは?-------------------------------------------------------------------------バルダーズ・ゲートのかつてのヒーローたちが、街とレルムを救ってから、何世代もの時がすぎた。いま再び、新たな脅威が出現しようとしている!黄金の心とマヌケな頭を持った伝説のおせっかいレンジャーのミンスクが、聡明なハムスターの相棒と風変わりな仲間たちを連れ、冒険に飛びだしていく。
剣と魔法の冒険の世界へようこそ! 今回お届けするのは、往年のダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)ファンにも、まだD&Dで遊んだことはないけれど、ファンタジーとスリルにあふれた物語を求めるみなさんにも、楽しんでもらえる物語だ。本作品には、前作『DUNGEONS&DRAGONS バルダーズゲートの伝説』で活躍したヒーローたちが再び登場する。大丈夫、この冒険に加わるために、前作の冒険すべてを読む必要はない。だが、もしこの最新の巻が気に入ったら、『伝説』のほうも楽しんでもらえるだろう。『バルダーズゲートの伝説』に先立ち、ミンスクとブーは1998年にリリースされた同名のビデオゲームシリーズに登場していた。当時は、まだ解像度の低い、粗い画像だったが、二人はたちまち熱狂的なファンを獲得し、PCゲーム界に金字塔を打ち建てた。今回彼らを新たなコミックシリーズに迎えられたのは、実に光栄なことだ。レイヴンロフトもまた、過去のシリーズから引き継がれた世界設定だ。レイヴンロフトの最初のシナリオモジュールは、1983年にはじめてリリースされて以来、D&Dの中でも、一、二を争うすばらしい冒険として、多くのファンに支持されてきた。壮大なゴシック調の雰囲気と一目見たら忘れられない風景――恐怖とファンタジーとが相まったレイヴンロフトで、今回も血も凍るドラマが展開される。(ジム・ザブの序文より抜粋)巻末にはダンジョンズ&ドラゴンズ第5版時代の深刻な危機の経緯を物語る「Tyranny of Dragons(ドラゴンの暴君)」の全訳も掲載。フェイルーンの5大勢力とドラゴンカルト達の、アイスウィンド・デイル、ネヴァーウィンター、チュアン島、ウォーターディープ等にまたがる壮大な死闘を描く。
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