『異世界迷宮の最深部を目指そう』(いせかいめいきゅうのさいしんぶをめざそう)は、割内タリサによる日本のライトノベル。略称は「いぶそう」。 小説投稿サイト『小説家になろう』にて2012年10月から連載を開始し、2021年5月に本編完結(全513話)。オンライン小説をもとに内容を加筆・修正を加えた書籍がオーバーラップ文庫(オーバーラップ)より2014年7月から刊行されている。イラストは鵜飼沙樹が担当している。
『主人公』の相川渦波は見覚えのない暗い回廊で目を覚ます。突然のことに動揺したまま人の気配がする方へ向かうと、そこには、人とモンスターが戦闘しているおとぎ話のような光景があった。会話の内容からこの場所が『迷宮』と呼ばれる危険地帯であると知った直後、探索者達から囮にされて死にかけるが、ゲームのようなシステムと正体不明のスキル『???』の発動でかろうじて危機を脱する。その後、ラスティアラ・フーズヤーズという少女に出会い、なんとか『迷宮』の外へたどり着いた渦波は、街で情報を集め、自分が異世界に来てしまったことを理解し、元の世界に帰還するべく「どんな望みでも叶う」という『迷宮』の『最深部』を目指す。