「名探偵コナン 大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー」(めいたんていコナン だいかいじゅうゴメラ バーサス かめんヤイバー)は、青山剛昌の漫画『名探偵コナン』を原作とする日本のテレビアニメ『名探偵コナン』の新春スペシャル[注 1]として製作されたアニメオリジナルエピソード。日本テレビ系列で2020年1月4日から同年1月25日まで4週連続で放送された。
大阪の日売テレビの新社屋が完成し、怪獣映画『大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー』が大宝映画により制作されることが決定する。江戸川コナンは毛利小五郎と毛利蘭、そして仮面ヤイバーのファンである少年探偵団や灰原哀とともに制作発表会に出席し、服部平次や遠山和葉とも合流する。しかし、製作発表中にプロデューサーの米倉功人が倉庫で巨大な怪獣の下敷きになって絶命し、現場の状況から大阪府警の大滝警部は事件として捜査を進めると、容疑者は米倉の部下である小杉裕雅・三原義人・高内尊の3人に絞られる。その後、米倉の遺体の傍に落ちていたスマートフォンの解析により、米倉が絶命する直前に撮影していた写真の状況から、犯人は2人組であることが判明し、三原と高内の共犯であると断定される。警察はすぐさま日売テレビを封鎖して2人の確保に向かい、米倉の車に乗り込もうとしていた三原の身柄を確保するが、高内は米倉の車で逃走してしまう。しかし、進路上に偶然居合わせた蘭を避けようとハンドルを切ると、米倉の車が爆発し高内は即死する。