『ブレイクダウン』は、さいとう・たかをによる日本の漫画作品。1995年から1997年まで『リイドコミック』(リイド社)にて連載された。
20世紀末、直径約300mほどの小惑星ウィルビーが地球へ接近しつつあった。テレビ局に勤める大友海里は友人であるアマチュア天体・衛星の軌道追跡の第一人者・鳩山からウィルビーに関する「変な動き」を知らされ、信州の山奥にある彼の天体観測小屋へ急いで来るよう連絡を受ける。取材を目的としてスクープ至上主義者の上司・内海キャップと共に向かった大友が鳩山に見せられたのは、ミサイルを積んだ人工衛星の写真であった。それはウィルビーにミサイルを撃ち込んで破砕するという、某国政府による極秘実験ではないかと鳩山は予測する。