『冒険王ビィト』(ぼうけんおうビィト、BEET THE VANDEL BUSTER)は、三条陸(原作)と稲田浩司(デザイン協力 - 中鶴勝祥)による漫画。また、それを原作としたテレビアニメやゲーム作品。『月刊少年ジャンプ』(集英社)において2002年4月号から連載が開始された。2006年より約10年の休載を経て、2016年、同社の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN』に中断されていたエピソードの続きが掲載され、2018年より後継の季刊誌『ジャンプSQ.RISE』で連載が再開された。2006年4月時点で累計部数は350万部を突破している。
本作品の作者である三条と稲田は、『週刊少年ジャンプ』に1989年から1996年にかけて連載され人気を博した『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の原作・漫画コンビである。『ダイの大冒険』終了後、『月刊少年ジャンプ』から同誌の「カンフル剤」となるような漫画を同コンビで描いてほしいとオファーを受け、まずゲームタイトルの読切漫画を掲載後に連載を開始するという運びになり[2]、コンピュータゲーム『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のPlayStation版発売に合わせて同作品の世界を舞台とする読切作品『DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-』を2001年12月号、2002年1月号に掲載した[3][4]。この作品の主人公ギィンと相棒のプラナが雛形となって、本作の主人公ビィトとそのパートナー、ポアラのキャラクターが生み出された[5][6]。同コンビでの作品は読切を含め4作目で[注 1]、これまではコンピュータゲーム「ドラゴンクエストシリーズ」を原典とする作品を手掛けてきたが、連載では権利関係が難しいということで[7]、本作の世界設定はすべてオリジナルのものとなっており[8]、同シリーズの生みの親である堀井雄二が監修についていない作品はこれが初となる。本作においては「デザイン協力」としてアニメーターの中鶴勝祥が参加しており、敵である魔人・魔物や、ヴァンデルバスターが生成する武器「才牙(サイガ)」のデザインを手がけている[9]。
▼ 情報(Information) |
作者 | : | 稲田 浩司/三条 陸 | 出版 | : | 集英社 | 掲載 | : | 月刊少年ジャンプ,ジャンプSQ.CROWN | レーベル | : | ジャンプ・コミックス | ISBN(1巻) | : | 9784088732909 | ISBN(18巻) | : | 9784088842202 | 最新刊 | : | 18巻 |
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▼ 言語(Language) |
English | : | Beet the Vandel Buster | 中文 | : | 冒險王比特 | Italiano | : | Beet - Vandel Buster | Français | : | Beet the Vandel Buster | Español | : | Bōken Ō Beet | Japanese | : | bouken'ou biito |
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