『ポーの一族』(ポーのいちぞく)は、萩尾望都による日本の漫画作品、および、それを原作としたメディアミックス作品群の総称である。英訳名は "The Poe clan" 。永遠に生きる吸血鬼一族の18世紀初頭から21世紀にかけての物語を描いたファンタジー。
1744年、森の奥に捨てられた幼いエドガーとメリーベルは、老ハンナ・ポーに拾われて育てられる。普通の人間として健やかに育った2人だったが、老ハンナとポー家の一族の人々は吸血鬼「バンパネラ」であった。11歳のときに一族の秘密を知ったエドガーは、成人後に一族に加わることを約束させられ、その代わりにメリーベルを巻き添えにしないよう彼女を遠くの町に養女に出させる。