『魔人戦記 破軍』(まじんせんき はぐん)は、あかほりさとる原作、橋本還作画による日本の漫画。『ヤングアニマル』(白泉社)にて2006年10号から2007年17号まで連載された。単行本は全4巻。
憲法を改正して戦争ができるようになった近未来の日本。国防軍によって開発された改造サイボーグである終末個体兵器アレスに自ら志願してなった香車は、恋人の東子とともに国民にアレスの危険性を知らせるためにテレビで生中継される中、破壊活動を繰り広げる。しかし、突如雷に打たれ西暦1582年、戦国時代の甲府に1人タイムスリップしてしまう。そこで偶然助けた麻葱、羽虫たちと行動をともにしながら、生き別れた東子の行方を捜し始めるが、その旅の途中で香車はこの時代の歴史が自分の知っているものと異なっていることに気がつく。