『魔弾の射手』(まだんのしゃしゅ)は、青池保子の漫画作品『エロイカより愛をこめて』の外伝的作品で、『月刊プリンセス』(秋田書店)の1982年8月号・9月号に掲載された。NATO情報部に勤務するエーベルバッハ少佐の活躍を描く。
ソ連国家保安委員会(KGB)准将の大物オフィサーが西側への亡命を打診してきたため、エーベルバッハ少佐にその大物エージェントと接触して真意を探り、本意であれば支援せよとの命令が出された事が発端となって、次々と事件が起きる。准将は実は西側世界のスパイで、西側から送り込まれた逆スパイ達が監察官の“大掃除”に次々に引っかかり始めたため、身の危険を感じ、西側への亡命を望んでいた。