『来迎國/らいごうのくに』は玉野祐也による日本の漫画作品。原作は鈴木 智。「裏サンデー」(小学館)にて掲載。最新刊は2巻
令和のニッポン奪還戦記!! その日、アメリカ合衆国大統領は全世界に向けて緊急声明を発した。それは「日本と日本人に関する歴史上類例を見ない未曾有の事態」についてであった。時を同じくして、東京のとある日本家屋でも異変が起こっていた。この家の隠された地下室に暮らす青年・才(さい)は、「ある病」が原因で12年間も部屋から出たことがなく、使用人にさえその顔を見せたことがない。彼は幼い頃から『極めて特殊な幻覚』に苛まされ続けていた。一人の青年の人生を歪ませた幻覚は、ある晩突如として日本全土を歪ませていく。それは日本滅亡の始まりであった。それは日本民族の終焉の狼煙(のろし)であった。日本民族存亡を賭けた『令和の日本奪還戦記』が今始まる。 【編集担当からのおすすめ情報】 マンガワン投稿トーナメント決勝進出作品!!非人道的な戦争を濃密に描いた本作は、制限された条件で生き残るための方法を真正面から描いております。果たして、本作に出てくる四ツ手と呼ばれる存在の正体とは?日本に一体何が起きているのか?ぜひ、その謎を解きながら、キャラクターたちの運命を追っていってください。
戦争が、吠える。 世界から孤絶し、謎の怪物・四ツ手の侵攻を受ける日本。混乱の中、四ツ手の正体に迫る鍵を持つ引き籠り青年・才(さい)は、政府諜報員の亜芽乃に連れられ在日米軍・横田基地を目指す。戦火に包まれた東京では、圧倒的な四ツ手の軍勢の前で多くの人間が無残に命を落とし、亜芽乃も矢で腹を射抜かれてしまう。瀕死の亜芽乃を救うため、才は僧侶・公威(きみたけ)と共に四ツ手で犇めく多摩橋を命懸けで突破せざるを得ない状況に追い込まれ――孤立無援の惨禍の中で、平和な日常に慣れきってしまった日本に「戦争」という厄災が降りかかる。
▼ 情報(Information) |
原作 | : | 鈴木 智 | 作画 | : | 玉野祐也 | 出版 | : | 小学館 | 掲載 | : | 裏サンデー | 刊行期間 | : | 2021年04月19日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784098505111 | ISBN(2巻) | : | 9784098508563 | 最新刊 | : | 2巻 |
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