『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』(テンカイチ にほんさいきょうぶげいしゃけっていせん)は、原作:中丸洋介、作画:あずま京太郎による日本の漫画作品。『ヤングマガジンサード』(講談社)にて、2021年Vol.2から連載が開始されたが、同誌の『月刊ヤングマガジン』(同)との合併により『月刊ヤングマガジン』に移籍して同年6月号より連載中。織田信長が生き延び天下統一を果たした架空の戦国時代末期の日本を舞台に、死期を迎えた織田信長の後継者の座を賭けて、日本全国の有力大名や公家の名代として数多の武芸者達が戦う異種武術大会・テンカイチを描いた時代劇作品である。
西暦・1600年、魔王と称される日本の支配者・織田信長が天下を統一してから十年が経過した日本。己の死期を悟った織田信長は大坂城に嫡男や老中といった有力大名らを集めて己が死期が近いことを発表し、天下一の武芸者を決める代理国獲合戦「テンカイチ」の開催を表明。ここで戦い抜き天下一の武芸者となる者を連れてきた人物に日本の支配者の地位を譲ることを表明した。それから百二日後の西暦一六〇〇年七月九日、大坂城にて十六名の大名・公卿の後援を受けた武芸者達によるテンカイチの幕が開くのであった。